怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

エクリプスステークス2021圧勝のセントマークスバシリカは怪物の可能性があると思います。

セントマークスバシリカは3歳牡馬で、前走フランスダービー圧勝に続いてデビュー5戦目からG1を4連勝。その間の2着馬との最小着差が3/4馬身。デビュー4戦目までは1勝しかできませんでしたが、怪物である可能性があると思います。今後は、8月18日の英インター…

宝塚記念2021回顧

1着クロノジェネシスは怪物ではないと思いますが、大阪杯2020から今回までの6戦、怪物アーモンドアイ相手に0.1秒(3/4馬身)差の3着など、着差等から判断していずれも力を出し切っていると思います。したがって、今回の勝利でG1を6連勝したのと同等の価値があ…

プリンスオブウェールズステークス2021勝ち馬ラヴは怪物だと思います。

2着アウダーリャは戦績から怪物ではないと思いますが、終始スムーズに競馬できているし馬場も良馬場だったので力は出し切っていると思います。ハナを切って直線で二の脚を使って3/4馬身差で1着のラヴ(又はラブ)が、怪物の力を示したのではないかと思います。…

安田記念2021回顧

ダノンキングリーは怪物ではないと思いますが、皐月賞とダービーの着差から2冠を取ったのと同等の価値があると思うので、タイトルを一つ取れて良かったと思います。なお、皐月賞の勝馬サートゥルナーリアは、ホープフルステークスの結果及び陣営のレース後コ…

日本ダービー2021回顧

レース振り等からシャフリヤール、エフフォーリアとも力を出し切ってのハナ差だと思います。ただ、パトロールビデオを見るとエフフォーリアは直線で外に斜行しているので、もう少しまっすぐ走っていれば同着あるいはエフフォーリアがハナ〜クビ差で1着になっ…

オークス2021注目馬

タガノパッション。中間、金山助手の「心肺機能のいい馬」とのコメントがあったので前走の強さからも怪物の可能性があると思います 。前走スイートピーステークス直後には岩田望ジョッキーが「心臓が強いのか、ケロッとしていた」とコメントしてます。ただ、…

NHKマイルカップ2021回顧

ソングラインが直線で抜け出した時は完勝すると思いましたが、シュネルマイスターが最後の最後に伸びてきてハナ差で勝利。鞍上ルメールのコメント通りシュネルマイスターはエンジンのかかりが遅かったものの、そのぶん末脚が温存されて最後に素晴らしい伸び…

スイートピーステークス2021回顧

タガノパッション。岩田望ジョッキーがレース直後に「心臓が強い(大きい)のか、ケロッとしていてまだ走りたそうな顔をしていた」とコメントしています。レースを見ると、直線での素晴らしい伸びかつゴールするまで手綱を緩めることなく追われているので、タ…

天皇賞春2021注目馬

オーソリティ。前走ダイヤモンドステークスはクビ差2着だったので力を出し切っていると思います。2走前の有馬記念は大敗しましたが、調教師は「アルゼンチン共和国杯で目いっぱい走った疲れが抜け切れていなかったのかな」とこの中間にコメントしています。 …

皐月賞2021回顧

エフフォーリア。体質が弱くてレース後の疲れも大きかったようですが、今回のレース後に「共同通信杯後は反動がなかった」と調教師がコメントしている通り、丈夫になってきたのでしょう。怪物は、レース後すぐに息が入ってケロっとしていて疲れを見せないこ…

皐月賞2021注目馬2

アドマイヤハダル。中間この馬が怪物であることを示す陣営等のコメントは見当たらなかったし、デビュー戦勝利も2着とクビ差でした。しかし、前走の若葉ステークスはとても強い勝ち方だったので、心身ともに充実してきたのだろうと思います。 ダノンザキッド…

皐月賞2021注目馬

グラティアス。調教師のコメントと競馬っぷりから怪物の可能性が高いと思います。京成杯は荒れた内をものともせずジョッキーが追い出すと瞬時に加速したようだし、2着以下を突き放しました。また、デビュー戦では直線に入ってもスイッチが入らずに2着馬にい…

桜花賞2021回顧2

ソダシ。前走阪神ジュベナイルフィリーズの翌日に今浪厩務員が「カイバを食べて元気はあるけど、やっぱり疲れている」と、レース3週間後頃に放牧に出した時に調教師が「さすがに疲れていたし、ちょっとリフレッシュさせたい」とコメントしています。阪神ジュ…

桜花賞2021回顧

ソダシとサトノレイナスが記録上クビ差(スローVTRを見るとアタマ差に近い)でワンツーフィニッシュ。ソダシ、サトノレイナスともデビューから力を出し切ることを続けていて優秀な馬だと思いますが、ソダシは札幌2歳ステークスで怪物ではないと思われるユーバ…

桜花賞2021注目馬

メイケイエール。ファンタジーステークスの結果等から怪物だと思います。調教師はこの中間「24日の追い切り後すぐ息が入ったように心肺機能高い」とコメントしています。ただ、控えて競馬すると抑えが効かず、力を出し切っていないレースが続いている現状な…

大阪杯2021回顧2

レイパパレ。レース翌日に時岡助手は「普段と変わらない様子でけろっとしている」「(レースから)上がってきてもケロッとしていた」「普段と変わらず、くたっとするような感じもない」とコメントしています。また、川田ジョッキーはレース後に「直線で抜け出…

大阪杯2021回顧

レイパパレが逃げて圧勝。マイペースに運べたことと小柄ながらもパワーがあって道悪を苦にしなかったことが勝因だと思います。川田ジョッキーはレース後に「道中、力み過ぎない程度のラップを刻んだ」とコメント。これでデビューから6連勝。2着馬とは全て0.2…

大阪杯2021注目馬

怪物グランアレグリア。外枠で頭数少なめなのでスムーズに競馬できる可能性高そうです。馬群での競馬も前走マイルチャンピオンシップ2020でクリアする等、精神的な成長があるようなので、距離延長自体は大丈夫じゃないかと思いますが、コーナー4つは初めてな…

高松宮記念2021回顧

レシステンシアは普段よりも後ろからの競馬でしたが、出走メンバーと枠順からあり得ることだと思います。しかし、スムーズな競馬はできたためか、最後の直線でダノンスマッシュと追い比べになって分が悪いと思われるのによく頑張って力を出し切ったと思いま…

ドバイシーマクラシック2021回顧

クロノジェネシスがクビ差2着。レース後に北村友ジョキーは「すぐ反応できず最後疲れてしまった」とコメント。確かに直線入口辺りの反応が悪く、ラヴズオンリーユーと接触したのもそれが原因ではないかと思いますが、直線で盛り返してよく伸びていたので、今…

ファルコンステークス2021回顧

グレナディアガーズがアタマ差2着。川田ジョッキーはレース後に「久々のレースでテンションが高く、力んで走っていた。それでも辛抱がきいていたと思うが、最後は止まる形になって勝ち馬に差し返された」とコメントしていますが、あふれる前進気勢のままに前…

金鯱賞2021回顧

1着ギベオンは、逃げてマイペースに運ぶことができたとはいえ力を出し切ったと思いますが、戦績から怪物ではないと思います。記録上クビ差2着のデアリングタクトは、状態良かったようだし、終始スムーズに競馬できていたし、ジャパンカップ2020で怪物アーモ…

チューリップ賞2021回顧

メイケイエール。ファンタジーステークスで力を出し切ったと思われる2着オパールムーンに3/4馬身差つけていることと、阪神ジュベナイルフィリーズ前の武英調教師の「いつも競馬が終わってから顔つきがケロっとしている」等のコメントから怪物だと思います。…

調教後の息の入り(怪物ディープインパクトとコントレイルの場合)

レースや調教で状態面に問題がない複数の競走馬に同じ負荷がかかった場合、怪物は、心肺機能の高さゆえに怪物ではない馬に比べて息が入る(息が整う)のが早く、余力ができるのだと思います。競走馬は、強い追い切りによって心拍数が1分あたり210〜230くらいま…

フェブラリーステークス2021回顧

カフェファラオが逃げ馬直後の内ラチ沿いから直線でもスムーズに競馬できて7戦中5勝目。負ける時はあっけないものの、勝つ時の着差から怪物の可能性があります。つまり、今回3/4馬身差2着のエアスピネル及びシリウスステークス2020で3/4馬身差2着のサクラア…

サウジカップ2021回顧

1着ミシュリフ。記録上1馬身差2着シャーラタン(実際は3/4馬身差に近い)。ミシュリフは、同じ競馬場で行われたサンバサウジダービーカップ2020でおそらく怪物ではない日本のフルフラットに2馬身差以上離されて負けていること等から怪物ではないと思います。し…

共同通信杯2021回顧

エフフォーリアが4番手くらいからスムーズな競馬で圧勝しデビューから3連勝。この3戦の着差から怪物の可能性はありますが、デビュー戦で3/4馬身差2着だったエスコバルの鞍上ルメールはレース後に「まだ緩い。4コーナーでは差し切れそうな感じだったが、追っ…

怪物マカヒキの脚質転換

マカヒキは弥生賞までの結果等から怪物だと思いますが、ダービーでハナ差2着だったサトノダイヤモンドは怪物ではないので、力を出し切ったのは同じく怪物リオンディーズとクビ差決着だった弥生賞までです。マカヒキは差し脚を生かす競馬ばかりの記憶が残って…

セントポーリア賞(3歳1勝クラス)2021回顧

グレートマジシャンが圧勝でデビューから2連勝ですが、デビュー戦では3着以下には大きく差をつけたものの2着レッドロワとアタマ差でした。そして、レース後の北村宏ジョッキーのコメント及びレースぶりからレッドロワは力を出し切ったと思われます。また、レ…

京成杯2014プレイアンドリアル

京成杯を圧勝し、東スポ杯2歳ステークスでは後の皐月賞馬イスラボニータのクビ差2着と互角の競馬をした馬ですからダービーを勝つ力があったと思います。京成杯後は故障でそのまま引退となってしまって残念でした。なお、プレイアンドリアル、イスラボニータ…