怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ホープフルステークス2023回顧

レガレイラが1着。シンエンペラーが2着。パトロールビデオを見ると、シンエンペラーの直線での斜行の方が、レガレイラの直線での斜行よりも大きいようなので、実質的に 3/4〜1/2馬身差の間ではないかと思います(スロー VTRを止めてみると、3/4馬身差にわずか…

阪神ジュベナイルフィリーズ2023アスコリピチェーノ

道中は馬群の中にいたものの、直線に入ってスムーズに進路ができてしっかり伸びた1着アスコリピチェーノ。その後ろから伸びてきたステレンボッシュが記録上クビ差2着(実際はクビ差とアタマ差との間)。なお、ステレンボッシュは、2走前のサフラン賞で1着スプ…

ジャパンカップ2023イクイノックス

世界ランク1位のイクイノックスの走り、見事でした。レース直後に鞍上のルメールが「ポニーみたい(に乗りやすい馬)」とコメントしたように、余計なことをせずに操縦性がとても高い馬なのだと思います。なお、勝利した宝塚記念2023での2着スルーセブンシーズ…

エリザベス女王杯2023ブレイディヴェーグ

1着ブレイディヴェーグと2着ルージュエヴァイユの着差は記録上3/4馬身差ですが、スローVTRを止めてチェックすると、実際は、3/4馬身差との間で1馬身差の方に近いです。したがって、ブレイディヴェーグが怪物であるか否かに関わらず、ルージュエヴァイユは、…

菊花賞2023ドゥレッツァ

圧勝したドゥレッツァは、未勝利V時にサトノグランツと記録上クビ差(実際は、ほぼアタマ差)でした。そして、直線でのレースぶりやその後の両馬の活躍を考えると、ドゥレッツァ、サトノグランツ共に昨年11月の未勝利戦で力を出し切ったのではないかと思います…

アイビーステークス2023回顧

1着ダノンエアズロックは、2着ホウオウプロサンゲに3/4馬身差つけたので、ホウオウプロサンゲが力を出し切っていれば、ダノンエアズロックは怪物であるということになりますが、ホウオウプロサンゲが力を出し切ったか否かは断定できません。今後のダノンエア…

仏ダービー(ジョッケクルブ賞)2023エースインパクト、英ダービー2023オーギュストロダン

11頭立ての仏ダービー2023。後方からレースして直線では外から突き抜けて圧勝したエースインパクト。これで無敗の4連勝で、2着馬との最小着差は記録上13/4馬身差なので、エースインパクトは怪物である可能性があると思います。なお、ディープインパクト産駒…

青葉賞2023スキルヴィング

1着スキルヴィングは、デビュー戦でヒシタイカンのクビ差2着で、主に直線でのレースぶりと各ジョッキのレース後コメントから判断して、ヒシタイカン、スキルヴィングともにデビュー戦で力を出し切ったと思います。つまり、ヒシタイカン、スキルヴィングとも…

リニューアル京都競馬場の外回り4コーナー等について

新生・京都競馬場でまず注目したいのは、外回りコースの4コーナーが緩やかになって回りやすくなったという所です。元ジョッキーの福永祐一調教師によれば「改修前は、(直線に入る時に)遠心力で外に振られて馬群がバラけてインからの差しが決まっていたが、そ…

皐月賞2023、アンタレスステークス2023回顧

皐月賞2023。ソールオリエンスは強い競馬でしたが、2着以下は道悪等が原因で力を出し切らなかった、又は出し切ることができなかったとも言えると思います。なお、ソールオリエンスは、デビュー戦でアタマ差だったレーベンスティールやセオを物差しにすると、…

皐月賞2023注目馬ソールオリエンス、ベラジオオペラ

ソールオリエンスは、3着以下を大きく引き離した新馬戦で2着レーベンスティールと記録上クビ差で、スローVTRを止めてチェックした所、実際はアタマ差に近かったです。そして、主に直線でのレースぶり等から判断してソールオリエンス、レーベンスティールとも…

桜花賞2023リバティアイランド

1着リバティアイランド。2着コナコーストとの着差は記録上0.2秒差かつ3/4馬身差となっていますが、スローVTRを止めてチェックした所、3/4馬身差との間で1馬身差に近いです。また、パトロールビデオを見ると、リバティアイランドとコナコーストの直線での斜行…

ドバイワールドカップ2023ウシュバテソーロ

圧勝したウシュバテソーロは、勝利した三陸特別2021(2勝クラス)で2着ウォルフズハウルとハナ差でした。そして、主に直線でのレースぶりと各ジョッキーのレース後コメントから判断してウシュバテソーロ、ウォルフズハウルともに力を出し切ったと思うし、ウォ…

スプリングステークス2023ベラジオオペラ

デビューから3連勝のベラジオオペラは、デビュー戦で2着エアメテオラとアタマ差でした。そして、主に直線でのレースぶりと各ジョッキーのレース後コメントから判断してベラジオオペラ、エアメテオラともに力を出し切ったと思います。したがって、エアメテオ…

怪物の馬主になる、怪物を高値で販売するために

オルフェーヴル世代の2008年以降に誕生した怪物の馬主は、クラブ法人つまり一口馬主がとても多いですが、1番の高値だったのはサートゥルナーリアで、一口35万円×400口=1億4,000万円だったようです。セレクトセールで普通に数億円で落札されていることを考え…

芸人じゃいの馬券術と高額払い戻し金への課税について

テレビで見た芸人じゃいの馬券術は、的中率よりも回収率を重視するとのことです。つまり、高額配当狙いのようで、win5を1点100円で合計126,000円ほど買って9,000万円以上の払い戻しを受けたこともあるようです。ただ、なかなか的中することは難しそうだし、1…

阪急杯2023回顧

1着アグリ。記録上クビ差(実際は、ほぼアタマ差)2着にダディーズビビッド。なお、レース直後にアグリの横山和生ジョッキーが「ラスト100メートルぐらいのもうひと踏ん張りというのが、まだまだ良化の余地を残していると感じた」と、安田景一郎調教助手が「7…

フェブラリーステークス2023注目馬

ドライスタウトは、2着だった前走すばるステークス2023で1着バトルクライと記録上クビ差かつ0.1秒差ですが、レースVTRを止めてチェックした所、ドライスタウトのハナ先がバトルクライの胸先ちょうどくらいだったので、クビ差かつ0.0秒差とするべき所だと思い…

共同通信杯2023回顧

1着ファントムシーフ。スローペースの2番手からスムーズに競馬できたとはいえ、よく走ったと思います。ただ、前走のホープフルステークス2022ではレース直後に福永ジョッキーが「直線で反応がモタモタしていました」とコメントしている通り、残り250メートル…

きさらぎ賞2023フリームファクシ、オープンファイア

1着フリームファクシは、道中で頭を上げたり力んだりする所がありましたが、前進気勢が現れている面が大きいと思うし、力を出し切ることができないほどに引っかかっているようには見えないので、フリームファクシは力を出し切ったと思います。なお、記録上1…

根岸ステークス2023レモンポップ

1着レモンポップは、少し出遅れたたようですが、5番手くらいの位置を確保できて、直線に入ってもスムーズに追い出すことができ、抜け出して快勝。レモンポップは、2走前のペルセウスステークス2022まで圧倒的な競馬で4連勝し、前走の武蔵野ステークス2022で…

スピードに乗って慣性の法則状態になれば、斤量差が影響することはあまりないと思います。

角居勝彦元調教師は、2017年10月にネット上の記事の中で「慣性の法則状態になれば3キロ4キロの斤量差で不利を被ることはあまりないはずです」と以下のようにコメントしています。 「慣性の法則。難しい定義は省きますが、たとえば摩擦のない氷上を滑る物体は…

京成杯2023ソールオリエンス

ソールオリエンスが新馬戦と同様に外からスムーズな競馬で圧勝。4コーナーで外に膨れながら直線で突き抜けた様は皐月賞2015のドゥラメンテを思い出させました。ただ、まだ馬群での競馬を経験したことないし、多頭数でそうなった場合に対応できるかは未知数だ…

オブセッション。怪物だった可能性があります。

オブセッションは、新馬戦を2着馬に1/2馬身差つけて勝った後、2戦目のシクラメン賞(2歳500万下)を圧勝しています。3戦目の弥生賞2018時に藤沢調教師は「デビュー戦が道悪の超スローで、2戦目が開幕週の高速馬場。普通なら対応できないよ。心肺機能が高いのだ…

リフレイム引退。怪物だった可能性はあると思います。

カフェファラオと同じアメリカンファラオ(アメリカンフェイロー)産駒のリフレイムの引退が決まったようです。今年に入ってから身体的不調を発症し、経過が思わしくなかったとのことです。この馬は直線での斜行癖もあって戦績にムラがあり、勝つ時は逃げ・先…

シンザン記念2023ライトクオンタム

牝馬で428kgと小柄なライトクオンタムは、2番枠から出負けしたものの、その後は馬群に包まれたりせずにスムーズな競馬で1着。なお、2着ペースセッティングとの着差は、記録上は1馬身差かつ0.1秒差となっていますが、スローVTRを止めてチェックすると、11/4…

怪物の馬主(一口馬主)・生産者

2008年以降に生まれた怪物は、馬主がクラブ法人(一口馬主)であることが多いです。サンデーレーシングが、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、アエロリット、ラッキーライラック、グランアレグリアの5頭。キャロットファームが、ハープスター、ルージュバッ…