怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

サウジカップ2021回顧

1着ミシュリフ。記録上1馬身差2着シャーラタン(実際は3/4馬身差に近い)。ミシュリフは、同じ競馬場で行われたサンバサウジダービーカップ2020でおそらく怪物ではない日本のフルフラットに2馬身差以上離されて負けていること等から怪物ではないと思います。したがって、シャーラタンが怪物であるか否かに関わらず、シャーラタンは力を出し切っていないことになります。なお、シャーラタンは前走までは実質無敗(2走前のアーカンソーダービーは1位入線も降着処分)で圧倒的なパフォーマンスを続けていましたが、負かした馬にとても強い馬はいないようです。シャーラタンは怪物ではない可能性の方が高いと思いますが断言はできません。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。なお、力を出し切った場合でもペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。また、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)。 PC版サイトの月刊アーカイブから探すことができます。