怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

プリンスオブウェールズステークス2021勝ち馬ラヴは怪物だと思います。

2着アウダーリャは戦績から怪物ではないと思いますが、終始スムーズに競馬できているし馬場も良馬場だったので力は出し切っていると思います。ハナを切って直線で二の脚を使って3/4馬身差で1着のラヴ(又はラブ)が、怪物の力を示したのではないかと思います。ラヴは、2歳時の成績は安定しませんでしたが、3歳時は、日本の桜花賞オークスに該当する英1000ギニー英オークス及び怪物エネイブルが2017年と2019年に圧勝したヨークシャーオークス2020を圧勝しています。なお、昨年の凱旋門賞2020に使う予定だったようですが、結局回避したのは、使い詰めで力を出し切ることを続けたことによる疲労が影響したのではないかと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。