怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、メイケイエールです。

札幌記念2022回顧

ジャックドールが1着で、パンサラッサがクビ差2着。レースVTR、レース後コメントから判断して両馬とも力を出し切っていると思います。そして、パンサラッサは、ドバイターフ2022でロードノースと同着で1着、オクトーバーステークス2021で2着プレシャスブルーのアタマ差で1着等の戦績から判断して怪物ではないと思います。したがって、ジャックドールも怪物ではないということになると思います。
 1番人気ソダシは良い形で競馬できたと思いますが直線で伸びて来ませんでした。昨年のこのレースで2着ラヴズオンリーユー相手に勝っているので距離自体は問題ないと思いますが、勝ちタイムとペースから判断して昨年よりもタフな馬場だったのが最後に伸びなかった原因かなという気がします。洋芝が渋ると野芝が渋った時よりも断然走りにくくなるようですし。まあ、オークス以降は走ったり走らなかったりしているので、今回の結果は十分にあり得ると思いますが。なお、桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズでの2着サトノレイナスとの着差から判断して、ソダシは怪物ではないと思います。
 9歳馬マカヒキは、弥生賞で怪物リオンディーズをクビ差負かしていること等から判断して怪物だと思います。最近は二桁着順が続いているし年齢的にもあと2走ぐらいで引退するのではないかと思いますが、後ろからの競馬ばかりでは見せ場もないので、なんとか前の方で競馬できるように調教していただけないかなと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。クビ差は、1着馬の胸先からアタマの間と判断しています。そして、ハナ差とクビ差あるいは3/4馬身差と1/2馬身差等は、力を出し切った場合でもペースや位置取りの差等から生じる誤差の範囲内だと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から判断すると、現代の競馬の斤量差では、力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。また、JRA田辺裕信ジョッキーは2021年7月に「乗っていて、斤量が軽いからよく動くとか、重いから反応や動きが鈍いと感じることは、ほぼないかな」とコメントしています。