怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

怪物マカヒキの脚質転換

マカヒキ弥生賞までの結果等から怪物だと思いますが、ダービーでハナ差2着だったサトノダイヤモンドは怪物ではないので、力を出し切ったのは同じく怪物リオンディーズとクビ差決着だった弥生賞までです。マカヒキは差し脚を生かす競馬ばかりの記憶が残ってますが、前の方で競馬することを試みることができていればまた違った結果になったかもと思います。脚質転換がうまくいった例としてはスペシャルウィークが思い浮かびます。ダービーは差す競馬でしたが、天皇賞春では前目の位置から久々の G 1勝利。そして、天皇賞秋から再び差す競馬に脚質転換して引退レースとなった有馬記念まで1着、1着、ハナ差2着と3戦続けて力を出し切りました。ただ、脚質転換するためには馬に器用さなどが求められそうで、マカヒキも調教でいろいろ試みたけどダメだった可能性もあります。なお、スペシャルウィークがいた世代はグラスワンダーエルコンドルパサーセイウンスカイと強い馬が結構いましたが、いずれも怪物ではないと思います。

以上ですが、今回、以下の記述にも修正を加えてます。
※参考 怪物と怪物ではない馬がそれぞれ力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士がそれぞれ力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。なお、力を出し切った場合でもペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。また、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。
※参照 このブログの記事「怪物とは(怪物の見分け方)」(2019年9月23日の記事)。 このブログ内で、怪物の見分け方と検索すればヒットします。