怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

有馬記念2020注目馬

クロノジェネシス。戦績等から怪物ではないと思います。前走の天皇賞秋2020では1着から0.1秒(ほぼ3/4馬身)差3着ですが1着は怪物アーモンドアイなので力を出し切ったと思います。また、3走前の大阪杯2020では怪物ラッキーライラックとクビ差ですが、ラッキーライラックが力を出し切っていないだけでこの馬は力を出し切ったと思います。したがって、京都記念2020から天皇賞秋2020まで4戦続けて力を出し切っていると思います。
フィエールマン。クロノジェネシス同様に怪物ではないと思います。怪物アーモンドアイの1/2馬身差2着だった前走の天皇賞秋2020のレース後に調教師は「久々に鬼脚を発揮した。力は出し切った」とコメントしています。札幌記念2019からの3戦は力を出し切っていませんでしたが、2走前の天皇賞春2020から復活したようです。
怪物ラッキーライラック。デビューからチューリップ賞までのパフォーマンスと当時の陣営のコメントから怪物だと判断できますが、主に精神面が原因で桜花賞以降で力を出し切ったのは2着に0.2秒差つけて勝ったエリザベス女王杯2019だけだと思います。
サラキア。前走のエリザベス女王杯2020は1着と記録上0.1秒(クビ)差ですが、スローVTRでチェックすると0.0秒(クビ)差だと思います。ゴール直後はハナ差に近いですし。すなわち、1着怪物ラッキーライラックは力を出し切っていませんが、この馬は怪物ではないので力を出し切ったと思います。したがって、直近3走は力を出し切ったレースを続けてると思います。ただ、8月30日と10月17日に1着になり、11月15日のエリザベス女王杯で力を出し切った2着後の中5週の今回です。間に2ヶ月以上の休みを1回も挟んでいないので疲労が心配なところです。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

有馬記念2011怪物オルフェーヴル

怪物オルフェーヴル。2戦目からきさらぎ賞までは力を出し切れ(ら)ないレースが続いていましたが、スプリングステークスで2着ベルシャザールに3/4馬身差で勝ってからはコンスタントに怪物の力を発揮出来るようになりました(池添ジョッキーは後に「スプリングステークスから馬が変わった」とコメントしています)。アーネストリーが超スローで逃げる展開となった3歳時の有馬記念2011では、外を回る競馬でねじ伏せるように2着エイシンフラッシュに3/4馬身差つけて勝利。エイシンフラッシュの鞍上ルメールはレース後に「スローな流れの中でいい脚を使ってくれた。直線で先頭に立って1頭になった時に、一瞬止めるような形になったのが残念」とコメントしていますが、ロスなく競馬できているし、直線で先頭に立ったらソラを使うのが競走馬だし使ったとしても能力発揮に影響がないことが多いと思っています(競走馬は眼に映ったものの残像時間が人間よりも短いので高速でも安全に走ることができるし、4本脚なので多少よそ見をしても2本脚の人間のように簡単にバランスを崩してフルスピードで走ることができないことはなさそうだと思います)。また、戦績等からエイシンフラッシュは怪物ではないと思うので力は出し切ったと思います。したがって、もし怪物オルフェーヴルが出走していなければ、エイシンフラッシュ有馬記念勝ち馬になった可能性が高いと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

有馬記念2014怪物ジェンティルドンナ

怪物ジェンティルドンナがラストランで再び怪物の力を示しました。前目の位置で運ぶも最後は伸び切れない競馬が続いていた記憶がありますが、集中力が途切れないという点で直線の短い中山コースが幸いしたように思います。3/4馬身差の2着トゥザワールドは怪物ではありませんが、鞍上ビュイックはレース後に「好位からスムースに行けて、馬群でも怯むことなく伸びてくれた」とコメントしているので力を出し切ったと思います。
怪物ゴールドシップは0.1秒差3着でしたが、怪物なので力を出し切っていないということになります。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

朝日杯フューチュリティステークス2020回顧

グレナディアガーズが2、3番手からスムーズな競馬で直線抜け出して2着ステラヴェローチェに3/4馬身差つけて1着。ステラヴェローチェが力を出し切っているのであればグレナディアガーズは怪物ということになりますが、ステラヴェローチェが今回力を出し切っているか否かはレースVTRやレース後のジョッキー等のコメントからも判断できかねます。また私が知る限り、この中間にグレナディアガーズが怪物であると思わせるような陣営等のコメントはありませんでした。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

阪神ジュベナイルフィリーズ2020回顧

ソダシが1着。札幌2歳ステークスでは2着ユーバーレーベンとクビ差でレース後コメントなどから2頭とも力を出し切ったようだし、ユーバーレーベンは今回までの成績等から怪物ではないと思うので、ソダシも怪物ではないと思います。ちなみに吉田隼人ジョッキーの「パワーがある」というコメントなどから体の完成度高いよう。なお、吉田ジョッキーが今回のレース後に「馬場が緩いせいか思ったほど弾けなかった」とコメントているし、パトロールビデオを見ると直線で外に斜行していますが、デビューからの3戦同様に今回も力は出し切れているのではないかと思います。
サトノレイナスがハナ差2着。なお、ソダシが直線で斜行しなかったとしてもクビ差までには迫っていると思います。ルメールがレース後に「馬体が緩いのでエンジンの掛かりが遅かった」とコメントを残していますが、調教師は「心身とも今の時点でも十分競馬で走ることができる」というコメントを残しているし、レースを観てもソダシの直後からスムーズに競馬できているので力は出し切れていると思います。したがって、怪物ではないソダシとタイム差なしの2着ですからサトノレイナスも怪物ではないと思います。
メイケイエール。前走ファンタジーステークスは2着オパールムンと3/4馬身差で、レース後コメントなどからオパールムーンも力を出し切ったようなのでこの馬は怪物だと思います。また、この中間に調教師が「いつも競馬が終わってから顔つきがケロっとしている。前走ファンタジーステークス直後も鞍を外して歩様の確認をしていたが、ケロっとしていた」とコメントしているし、小倉2歳ステークス翌日にも「レース後もケロっとしていた」とコメントしています。レースで力を出し切った後も疲れを見せないことが多いのは怪物の特徴です。しかし今回は、3コーナー辺りで掛かったように見えたもののそれ以外スムーズに競馬できていましたが直線で伸びきれずに惨敗。武豊ジョッキーはレース後に「前半はいい感じで3コーナーまで行けたが掛かった。なかなか折り合いに苦労した。そこがロスになっている分終いがが甘くなった」とコメントしていますが、掛かったことだけが敗因ならもっと(この馬は怪物なので怪物ではない1着馬とタイム差なしぐらいまで)頑張れたと思うので、今回は馬にやる気が足りなかったということだと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

チャレンジカップ2020回顧

レイパパレが2着に0.2秒差でデビューから5連勝。前半頭を上げているところがあり、川田ジョッキーはレース後にコントロール面を懸念するコメントを残してますが、頭を上げるのは前半で収まっているし2番手からスムーズに競馬できているので力は出し切れたのではないかと思います。ただ2着以下が力を出し切っていないし、私の知る限りこの中間にレイパパレが怪物であると思わせるような陣営等のコメントはありませんでした。レースそのものにも怪物であると確信させるようなインパクトはなかったと思います。
なお全レースとも記録上2着に0.2秒差以上なので、怪物である可能性はあります。ちなみに2戦目の1勝クラスは記録上2着に1馬身(0.2秒)差ですが、パトロールビデオをチェックすると2着オーマイダーリンが直線で内に斜行しています。VTRと合わせてチェックすると、2着オーマイダーリンがまっすぐ走っていれば3/4馬身から1/2馬身差のレースだったのではないかと思います。そうだとしても、オーマイダーリンがなお力を出し切っていないことも考え得るのでレイパパレが怪物であるという証明にはならないと思いますが。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

ジャパンカップ2020回顧

怪物アーモンドアイが完勝。道中を比較的プレッシャーの少ないと思われる内ラチ沿いで競馬したのは昨年の天皇賞秋2019と同様で、4コーナーから直線にかけても他馬に進路をふさがれることなく残り500メートルあたりから追い出すことができる形となったのは幸運だったと思います。
2着コントレイル。3000メートルの菊花賞を接戦で制した後でしたが調教師や福永ジョッキーのレース前後のコメントから状態は良かったと思います。菊花賞では怪物ではないと思われる2着アリストテレスとタイム差なしだったことなどからコントレイルは怪物ではないと思うので、怪物アーモンドアイと0.1秒差2着ならば力を出し切ったということになりますが、結果は0.2秒差2着。緩みのないペースの中でスムーズに競馬できてはいたので、怪物相手の厳しいレースで力を出し切れなかった(出し切らなかった)ということになると思います。
3着デアリングタクトも状態は良かったようです。なお過去のレース結果・内容や陣営・松山ジョッキーのコメントからこの馬も怪物ではないと思います。今回は早めに外に出してスムーズに競馬できていたし、コントレイルと同様に力を出し切らなかったということだと思います。なお直線でコントレイルに寄られて内に進路を切り替えましたが、レース後に松山ジョッキーが内にもたれていたとコメントしているし、進路を切り替えるロスがなければ怪物アーモンドアイの0.1秒差まで詰め寄ることができたかは疑問です。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)