怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

マイルチャンピオンシップ2020回顧

怪物グランアレグリアが完勝。枠順なりに道中は馬群にいて直線でスペースができるまで待たされる形。直線途中まで馬群にいたNHKマイルカップでの凡走が少し頭をよぎりましたが、精神的な成長があるようだし、追い出しを待たされたことで脚が溜まったようでスペースが出来てからは素晴らしい伸びでした。
インディチャンプが2着。記録上通り3/4馬身(0.1秒)差ならばこの馬は怪物ではないと思うので力を出し切ったことになりますが、スローVTRでチェックするとほぼ1馬身差なので完全には力を出し切っていないと思います。
5着サリオス。中団以降のポジションで外を回る形で力を出し切らなかったのはダービーと同様。またマイル戦は朝日杯を勝ちましたがあくまで2歳限定戦だし、古馬を含めたマイルのトップレベルに対応しきれなかった面もあるかもしれません。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

エリザベス女王杯2020回顧

 怪物ラッキーライラック。デビューからチューリップ賞までのパフォーマンスと当時の陣営のコメントから怪物だと分かりました。今回は2着サラキアにクビ差の勝利。サラキアは後方からでしたがスムーズに競馬できたので力を出し切ってると思いますが、戦績等から怪物ではないと思います。したがって怪物ラッキーライラックは力を出し切っていないと思います。スローVTRでゴール少し先をチェックしてみるとアタマ~ハナ差であるし。ラッキーライラックは、大阪杯2020では名馬であるものの怪物ではない2着クロノジェネシスにクビ差でしたし、桜花賞以降で力を出し切ったのはエリザベス女王杯2019だけだと思います。
 なおJRAは、クビ差ながらも0.1秒差としていますが、上記の通りサラキアがゴール直後も差を詰めていることや同じような着差の他のレースとの比較からもタイム差なしとすべきところだと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

ブリーダーズカップクラシック2020回顧

 3歳馬オーセンティックが逃げて圧勝。前走のプリークネスステークスではスイススカイダイバーのクビ差2着。 スイススカイダイヴァーはケンタッキーオークスで11/2馬身差2着などの戦績から怪物ではないと思うし、オーセンティックも過去の戦績と併せて判断して怪物ではないと思います。
 怪物マキシマムセキュリティも出走していましたが、3~4コーナーで手応えが怪しくなって直線も伸びきれずに完敗。ただマキシマムセキュリティは、 ケンタッキーダービーまでの圧倒的なパフォーマンス(ケンタッキーダービーは楽勝の形で1位入戦しましたが4コーナーで進路妨害したとして降着処分)と、サウジカップ2020では怪物ではないものの名馬であるミッドナイトビズーに3/4馬身差で勝ったことから怪物だと思います。ちなみにミッドナイトビスーは、2019年1月27日から2020年8月1日のラストランまでの11戦で8勝し、サウジカップ2020を含めて残り3戦は全て2着ですが、ラストランはクビ差の2着と力を出し切ってると思うし、11/2馬身差2着と唯一力を出し切らなかったと思われるブリーダーズカップディスタフ2019時は1月27日から2ヶ月以上の休みなく7連勝中だったので疲労が影響したと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

ファンタジーステークス2020勝馬メイケイエールは怪物かな

メイケイエールが 1着。 前半はジョッキーが手綱を持って行かれて折り合いを欠いているように見えますが、前に取りついてからはそのようなことはなかったし馬群に包まれる競馬ではなかったので力を出し切れていると思います。ちなみに武豊ジョッキーは前走の小倉2歳ステークス後に「前向きすぎて抑えるのに苦労するほどだったが、それでもスタミナを大きくロスすることなく伸び切れるのは、良いフォームが身に付いているからだろう」とコメントしてます。 
 3/4馬身差2着がオパールムーン。最後方からの競馬とはいえ直線以外は大外を回ることなくスムーズに競馬できているので、力を出し切れているのではないかと思います。横山典ジョッキーはレース後に「出負けしたというよりも口向きに難しい所があって最後方からになった。ラストにかけたらいい脚を使った」とコメントしてます。なお、デビュー時から調教での動きが良くてレースでも調教通りにしっかり走ったようなので心身の完成度は高い馬だろうと思います(デビュー戦は2着馬にクビ差での勝利
)。
 以上から1、2着馬ともに力を出し切ったようなので、2着に3/4馬身差で勝ったメイケイエールは怪物だろうと思います。なお、オパールムーンは直線の短い阪神1400メートルで直線で大外に持ち出すロスがありましたが、パトロールビデオを見るとメイケイエールの方が直線で斜行している度合いが大きいので、記録通り3/4馬身差で良いだろうと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

JBCクラシック2020回顧

クリソベリルが圧勝で国内無敗を継続。ただ、3走前のチャンピオンズカップ2019で怪物ではない2着ゴールドドリームとクビ差だし、2走前のサウジカップ2020で大敗していることから、クリソベリルは怪物ではないだろうと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)

JBCレディスクラシック2020回顧

断然1番人気のマルシュロレーヌ。道中スムーズに競馬できていたし4コーナーの手応えは抜群に見えましたが、直線で伸びきれずにタイム差なしの1、2着から離された3着。8月16日にクビ差2着、9月5日、10月8日に連続勝利と休みなく出走して力を出し続けてきた後の今回11月3日だったので、疲労が影響した可能性が高いと思います。

※参考 怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。

天皇賞秋2020回顧

 怪物アーモンドアイが1着。 安田記念2019、2020では直線の途中まで馬群での競馬となり力を出し切ることができませんでしたが、今回はほぼ馬群に入ることもなく直線に入ってすぐに追い出すことができる形となったのが良かったと思います。1/2馬身差2着フィエールマン。クロノジェネシスは3着でしたが 、スローVTRでチェックするとアーモンドアイとの着差はほぼ3/4馬身。クロノジェネシスは直線に入ってすぐに追い出すことができる形だったし 、フィエールマンも残り400メートルくらいから追い出すことができています。したがって3頭とも力を出し切るために支障はなかったと思います。また、パトロールビデオを見ると3頭とも内に行ったり、アーモンドアイが外に行ったりがありますが、着差にほぼ影響はない程度だと思います。
 クロノジェネシスの鞍上の北村友一ジョッキーはレース後に位置取りの差で負けたというコメントを残してますが、アーモンドアイが怪物であるのに対しクロノジェネシスとフィエールマンは戦績等から怪物ではないと思うし、 クロノジェネシスとフィエールマン共にスタート直後以外はスムーズに競馬できているので各々力を出し切ったと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)