怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

有馬記念2011怪物オルフェーヴル

怪物オルフェーヴル。2戦目からきさらぎ賞までは力を出し切れ(ら)ないレースが続いていましたが、スプリングステークスで2着ベルシャザールに3/4馬身差で勝ってからはコンスタントに怪物の力を発揮出来るようになりました(池添ジョッキーは後に「スプリングステークスから馬が変わった」とコメントしています)。アーネストリーが超スローで逃げる展開となった3歳時の有馬記念2011では、外を回る競馬でねじ伏せるように2着エイシンフラッシュに3/4馬身差つけて勝利。エイシンフラッシュの鞍上ルメールはレース後に「スローな流れの中でいい脚を使ってくれた。直線で先頭に立って1頭になった時に、一瞬止めるような形になったのが残念」とコメントしていますが、ロスなく競馬できているし、直線で先頭に立ったらソラを使うのが競走馬だし使ったとしても能力発揮に影響がないことが多いと思っています(競走馬は眼に映ったものの残像時間が人間よりも短いので高速でも安全に走ることができるし、4本脚なので多少よそ見をしても2本脚の人間のように簡単にバランスを崩してフルスピードで走ることができないことはなさそうだと思います)。また、戦績等からエイシンフラッシュは怪物ではないと思うので力は出し切ったと思います。したがって、もし怪物オルフェーヴルが出走していなければ、エイシンフラッシュ有馬記念勝ち馬になった可能性が高いと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)