怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

TCK女王盃2021回顧

マルシュロレーヌが4コーナーでは外に馬がいないスムーズな競馬で快勝。調教師はレース後に「前走のJBCレディスクラシック時はギリギリの状態で、今回体が増えたのは良かったし、フレッシュな状態だった」とコメント。実際、8月16日にクビ差2着、9月5日、10月8日に連続勝利と休みなく出走して力を出し続けた後の前走11月3日だったので、スムーズな競馬ができたにもかからず直線で伸びが足りなかったのは疲労が影響した可能性が高いと思います。今回2ヶ月以上の休みを取って肉体面の疲労が回復したのはもちろんですが、気持ちが切れることなく復活したのは馬が立派だと思います。
なお、これまでの戦績からこの馬は怪物ではないと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまでです。なお、クビ差とハナ差が同等だと考えるのは、ペースや位置取りの差などから生じる誤差の範囲内だと思うからです。また、馬は体が大きくてパワーがあるので現代の競馬の斤量差くらいでは能力発揮すなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)