怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2021回顧

アダイヤー。前走の英ダービー圧勝に続いて2着ミシュリフに2馬身差くらいつけて2連勝。デビューから4戦目までは1勝(未勝利戦Vは9馬身差)したのみで重賞も勝っていませんでしたが、怪物である可能性はあると思います。
 ラブ(又はラヴ)は、前走のプリンスオブウェールズステークス2021で2着馬に3/4馬身差Vなどの戦績から怪物である可能性が高いと思いますが、今回は直線手前からの反応が悪くて直線でも伸びずに完敗の3着。道中特に不利などはなかったし、馬場状態も良かったようだし、ローテーションがきついということもないので、今回はあまり走る気がなかったのでしょう。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

アイリッシュオークス2021を圧勝したスノーフォールは怪物の可能性があると思います。

スノーフォール。前走の英オークス同様に愛(アイリッシュ)オークスも圧勝。3歳初戦だったミュージドラステークス(G3)も圧勝しているので、圧勝続きの3連勝。2歳時は7戦して1勝しかできませんでしたが、怪物である可能性があると思います。なお、未勝利V時の2着との着差は記録上1/2馬身(私はVTRは観ていません)。今後は、8月19日のヨークシャーオークス(G1)を使う予定のようで、その後は10月3日の凱旋門賞に出走させる予定だろうと思いますが、5月12日、6月4日、7月17日とレースに使われて力を出し続けていると思います。これでヨークシャーオークスを使って凱旋門賞へということになれば、間に2ヶ月以上の休みが1回もないので、万全の体調で臨ませたいのならば凱旋門賞へは直行させた方がいいと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

エクリプスステークス2021圧勝のセントマークスバシリカは怪物の可能性があると思います。

セントマークスバシリカは3歳牡馬で、前走フランスダービー圧勝に続いてデビュー5戦目からG1を4連勝。その間の2着馬との最小着差が3/4馬身。デビュー4戦目までは1勝しかできませんでしたが、怪物である可能性があると思います。今後は、8月18日の英インターナショナルステークス(G1)に出走する可能性があるとのことですが、5月16日、6月6日、7月3日と出走して力を出し切ったと思われるので疲労が懸念されるところです。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

宝塚記念2021回顧

1着クロノジェネシスは怪物ではないと思いますが、大阪杯2020から今回までの6戦、怪物アーモンドアイ相手に0.1秒(3/4馬身)差の3着など、着差等から判断していずれも力を出し切っていると思います。したがって、今回の勝利でG1を6連勝したのと同等の価値があると思います。
 レイパパレは完敗の3着でしたが、この中間に調教師は「前走大阪杯後の疲労が軽く、回復が早かった」「もともと心臓と肺は大きなものを持っていたが、古馬になって体力がついてきた」とコメントしているし、大阪杯までのパフォーマンスや大阪杯翌日の時岡助手の「普段と変わらない様子でけろっとしている」等のコメントから判断して怪物の可能性が高いと思います(怪物は生まれつき心肺機能が優れているので、力を出し切った後も疲れを見せずにケロッとしていることが多いです)。今回は、2番手から競馬して直線で伸びを欠きました。川田ジョッキーはレース後に「(2走前の)チャレンジカップに比べたら、遥かに我慢しながら道中進んでくれていたので、良い雰囲気でレースを進めることができた」とコメントしているし、道中引っかかっているようには見えませんでした。ただ、凖オープンの大原ステークス以降は少なくとも4コーナーでは先頭に立つ形でしたが、今回は4コーナーでも2番手でした。気分良く走ってこそ力を出すタイプである可能性が高いと思うので、4コーナーで先頭ではなかったことが影響した可能性があると思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

プリンスオブウェールズステークス2021勝ち馬ラヴは怪物だと思います。

2着アウダーリャは戦績から怪物ではないと思いますが、終始スムーズに競馬できているし馬場も良馬場だったので力は出し切っていると思います。ハナを切って直線で二の脚を使って3/4馬身差で1着のラヴ(又はラブ)が、怪物の力を示したのではないかと思います。ラヴは、2歳時の成績は安定しませんでしたが、3歳時は、日本の桜花賞オークスに該当する英1000ギニー英オークス及び怪物エネイブルが2017年と2019年に圧勝したヨークシャーオークス2020を圧勝しています。なお、昨年の凱旋門賞2020に使う予定だったようですが、結局回避したのは、使い詰めで力を出し切ることを続けたことによる疲労が影響したのではないかと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

安田記念2021回顧

ダノンキングリーは怪物ではないと思いますが、皐月賞とダービーの着差から2冠を取ったのと同等の価値があると思うので、タイトルを一つ取れて良かったと思います。なお、皐月賞勝馬サートゥルナーリアは、ホープフルステークスの結果及び陣営のレース後コメント等から判断して怪物だと思うので、皐月賞では力を出し切っていません。
 怪物グランアレグリアが2着。道中は馬群に包まれていて残り200メートルくらいから進路を確保しましたが、怪物ではないダノンキングリーとアタマ差なので力を出し切っていないと思います。マイルチャンピオンシップ2020でも馬群にいて残り200メートルくらいでスペースができましたが、直線に入ってスペースができるのをひたすら待って外に出すだけの競馬でした。一方、今回は、進路を確保する為に進路妨害になったり確保した後も馬の間を抜けてくるという少しタイトな形になったことが影響した可能性があると思います。なお、鞍上ルメールはレース後に「手応えが前走と全く違っていた。呼吸的にも苦しそうだった。直線も反応が普段よりも遅かった」とコメントしています。前走ヴィクトリアマイルで力を出し切った後の中2週での競馬が影響した可能性もあると思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。

日本ダービー2021回顧

レース振り等からシャフリヤール、エフフォーリアとも力を出し切ってのハナ差だと思います。ただ、パトロールビデオを見るとエフフォーリアは直線で外に斜行しているので、もう少しまっすぐ走っていれば同着あるいはエフフォーリアがハナ〜クビ差で1着になっていたと思います。なお、シャフリヤールはデビュー戦と前走の毎日杯で2着とクビ差でした。また、今回のレース1時間半後頃に藤原調教師は「さすがにしっかり走ったので疲労はある」「毎日杯後は消耗があったのでレース間隔をあけた」とコメントしています。怪物は、力を出し切った後もケロッとしていて疲労を見せないことが多いです。以上のこと等から判断して、シャフリヤール、エフフォーリアとも怪物ではないだろうと思います。
 グラティアスは、スムーズな競馬ができていましたが直線で失速して惨敗でした。ただ、この中間に菅原助手は「心肺機能がいい馬」と、調教師は「肺活量がすごいのか心臓の音がいい」と、京成杯及び皐月賞時と同様のコメントをしています。デビュー戦、京成杯の競馬振りと合わせて考えて怪物の可能性が高いと思っていますが、持っている力を発揮するには精神面の成長が必要だと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。これらすべての場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています。クビ差は首の付け根くらいまで。力を出し切った場合でも、ペースや位置取りの差などから誤差が生じることが多いものの、3/4馬身と1/2馬身あるいはクビ差とハナ差ならば同等と考えて良いと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から、現代の競馬の斤量差では力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。