怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

フラワーカップ2017怪物ファンディーナ

 怪物ファンディーナ。怪物の心肺機能が優れていて速く走ることができるのは生まれつきです。生産牧場の谷川社長は、離乳期を終えたばかりの1歳1月に音を立てることで驚いた若駒を放牧地で走らせて鍛える追い運動を見て驚いたそうです。「同世代の14頭で行なっていたが、ファンディーナ1頭だけすごく息の戻りが早かった」とコメントしています。なお、この追い運動は雪の中を1500メートルほど走ることもあるそうです。このようなエピソードは同じく怪物であるディープインパクトナリタブライアンにもあります。ディープインパクトは、当歳時にいた育成牧場で集団で走る時はいつも先頭だったとのことです。ナリタブライアンの生産牧場の早田氏は「 初期調教が行われていた時期に複数の馬に牧場内の坂を上り下りさせる運動をさせた所、1頭だけ全く呼吸が乱れなかった」とコメントしています。
 ファンディーナ。皐月賞の最終追い切り後も息の乱れは皆無でケロッとしていたようです。皐月賞から走らなくなったのは、新馬から休みなく使っていて疲れなどがあったことが原因だと思います。調教とレースとでは負荷のかかり方が違うでしょうから 。ローズステークス時の岩田ジョッキーは「皐月賞までは使うごとにイライラしていた」とコメントしています。
※参照 このブログの注目記事/怪物とは (2019年9月23日の記事