怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

クイーンエリザベス2世ステークス2020回顧

 パレスピア。前走のジャックルマロワ賞2020で2着だったアルパインスターは戦績から力を出し切り続けている馬だと思うので、3/4馬身差の1着だったパレスピアは怪物だろうと思います。今回のクイーンエリザベス2世ステークス2020ではアタマ差の1、2着馬から離れた3着と惨敗。休養前は6月6日、6月20日、8月16日と2ヶ月以上の休みなしで3連続勝利でしたが、 今回はちょうど2ヶ月休みを取って出走してきたので体調面は問題なかったのではないかと思います。レースを見ても特に不利などは見られなかったので力を出し切らなかったということでしょう。なおレース後の調教師によるとゲートを出た際に蹄鉄が一つ外れたようです。鞍上のフランキーデットーリはレース後に「手前を変えさせることができず馬も馬場をこなせなかった」とコメントしてます。前走のジャックルマロワ賞の勝ちタイムは1分38秒06で今回の勝ちタイムは1分45秒14。同じ道悪でもよりひどい馬場だったのでしょう。ただ、2走前のセントジェームズパレスステークス2020では1590メートルを1分42秒38で2着に1馬身差つけて勝っているので、今回も馬にやる気があれば馬場をこなせたのではないかと思います。
 今回1着のザレヴェナントは昨年のクイーンエリザベス2世ステークス2019で勝馬キングオブチェンジの1と1/4馬身差2着などの戦績から怪物ではないだろうと思います。今回アタマ差2着だったローズマンも同様に怪物ではないだろうと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでです。
※参照 このブログの記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)