怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、メイケイエールです。

キーランドカップ2020回顧

そもそも馬券的妙味が少ないなと思ってましたが 単勝2.3倍一番人気のダイアトニックが大敗。レース後の武豊ジョッキーは「全然進んで行かなかった。高松宮記念で道悪をこなしているものの洋芝の道悪はまた違う」とコメントしてます。確かに過去のジョッキーのレース後コメントなどから洋芝のみ競馬場、特に函館競馬場は水分を含む馬場になるととても走りにくくなるイメージがあります。ダイアトニックは近走でスタートして良いポジションにつけることができて競馬が上手だなと思っていたのですが、今回はスタートしてからの行きっぷりが良くなかったのでしょう。そうなると1番枠ということもあって必然的にポジションは後ろの方になり近走の前目からの競馬が出来なくなって馬にやる気がなくなっても不思議ではないと思います。なお5走前のマイルチャンピオンシップ2019のレース後に鞍上のスミヨンが「直線での伸びが明らかに足りなかった」とコメントしているようにモロいところもある馬だと思います。いくらマイルG1だったとはいえ1400メートルのG2を勝った馬ならばもう少し頑張ることができたはずだし、 4走前の京都金杯2020でも直線での伸びが足りなかったようですから。また、3走前の阪急杯2020では記録上は勝馬のクビ差2着に入線しましたが、スローVTRでチェックすると1/2馬身との間なので、微妙ですが力を出し切っていないのではないかと思います。

※参考「 力を出し切った」場合。 
怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合は 0.1秒( 3/4から1/2馬身)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合は各々タイム差なし(ハナ、アタマ、クビ差)の決着になります。これらの場合にたとえ何着でも「力を出し切った」と表現しています 。なおクビ差は首の付け根くらいまでだと思います。
※参照 このブログの注目記事「怪物とは」(2019年9月23日の記事)