怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

香港スプリント2022回顧

メイケイエールは、勝利したファンタジーステークス2020で力を出し切った2着オパールムーンに3/4馬身差つけたこと等から判断して怪物だと思います。ただ、折り合いが非常に難しいなど課題の多い馬でしたが、池添ジョッキーが継続して騎乗するようになってからは折り合いの課題はなくなっていきました 。しかし、今回は乗り代わりとなってしまい、レース途中で我慢できなくなってポジションを押し上げる形となってしまい、直線ではほとんど伸びずに勝ち馬から離された5着。なお、慣れない香港の環境や馬場を苦にした可能性もあると思います。今後については、前走のスプリンターズステークス2022の結果等から判断してこの馬は間隔を開けて使った方が良いと思うので、高松宮記念2023等のG1レースに直行した方が良いと思います。鞍上はもちろん池添ジョッキーが良いと思います。

※参考 怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4から1/2馬身(0.1秒)差になります。怪物同士あるいは怪物ではない馬同士が力を出し切った場合、どちらの場合も同着あるいはハナ、アタマ、クビ差(0.0秒差)になります。クビ差は「対象馬のハナ先が1着馬の胸先からアタマの間」と判断しています。そして、ハナ差とクビ差あるいは3/4馬身差と1/2馬身差等は、力を出し切った場合でもペースや位置取りの差等から生じる誤差の範囲内だと思います。なお、馬は体が大きくてパワーがあること等から判断すると、現代の競馬の斤量差では、力を出し切ることすなわち着差に影響を与えることはほとんどないと思っています。ライオンボスとジョーカナチャンがワンツーフィニッシュした韋駄天ステークス2020とアイビスサマーダッシュ2020は、斤量差を度外視できることを証明していると思います。また、JRA田辺裕信ジョッキーは2021年7月に「乗っていて、斤量が軽いからよく動くとか、重いから反応や動きが鈍いと感じることは、ほぼないかな」とコメントしています。