怪物の見分け方(競馬)

怪物と怪物ではない馬が力を出し切った場合、3/4〜1/2馬身差になります。怪物の一例は、ディープインパクト、アーモンドアイ、グランアレグリアです。

有馬記念2022回顧

1番人気のイクイノックスが圧勝。向正面辺りで掛かったようですが、前進気勢の現われの範囲内で収まったようです。レース後に鞍上ルメールは「向正面に入って掛かってしまったが、途中で息が入ったので大丈夫だと切り替えた」とコメントしています。なお、4…

朝日杯フューチュリティステークス2022回顧

逃げ馬直後の内ラチ沿いで競馬したドルチェモアが、直線でもスムーズに追い出すことができ、デビューから3連勝で2歳G1を制覇。ダノンタッチダウンは、道中は中団辺りの内ラチ沿いにいましたが、直線に入ってスムーズに外に出すことができ、よく追い込んで2着…

香港スプリント2022回顧

メイケイエールは、勝利したファンタジーステークス2020で力を出し切った2着オパールムーンに3/4馬身差つけたこと等から判断して怪物だと思います。ただ、折り合いが非常に難しいなど課題の多い馬でしたが、池添ジョッキーが継続して騎乗するようになってか…

阪神ジュベナイルフィリーズ2022回顧

外からスムーズに競馬することができたリバティアイランドが2着以下を引き離して圧勝。なお、リバティアイランドは、前走アルテミスステークス2022で1着ラヴェルと記録上クビ差かつ0.1秒差となっていますが、スローVTRを止めてチェックすると、ゴール地点で…

阪神ジュベナイルフィリーズ2022注目馬

デビューから2連勝中のモリアーナ。記録上、デビュー戦は2着と3馬身差で、前走のコスモス賞2022では札幌2歳ステークス2022でも2着だったドゥアイズと2馬身差でした。なお、コスモス賞は4コーナーで先頭のスムーズな競馬で、デビュー戦は、デビュー戦特有の超…

チャンピオンズカップ2022回顧

ジュンライトボルトがG1制覇。直線に入っても馬群の真っ只中にいたのでスペースが出来るか心配になりましたが、残り250〜300メートルでスペースが出来てからの伸び脚が凄かったですね。2番手から競馬したクラウンプライドが2着で、記録上、クビ差かつ0.0秒差…

ジャパンカップ2022回顧

ヴェラアズールは、スローペースで馬群が固まった中、直線に入っても前が詰まりそうな苦しい位置にいましたが、わずかなスペースを抜けてきて快勝。前走の京都大賞典2022は圧勝だったし、本当に馬が良くなっているのだと思います。シャフリヤールは、外から…

京都2歳ステークス2022回顧

グリューネグリーンが逃げ切り。アタマ差2着に差してきたトップナイフ。トップナイフは、4コーナー辺りで外にヨレたビキニボーイにぶつけられたようですが、大きくブレーキをかけたような所はなく、不利を受けた後はスムーズに競馬できているし、追い出しが…

マイルチャンピオンシップ2022回顧

セリフォスが直線で大外から伸びて快勝。この馬は、早い段階から体の完成度が高かったと記憶してますが、朝日杯2021から安田記念2022までの3戦で力を出し切らなかったのは、直線で気持ちが続かない等、メンタル面に課題があったからだと思います。それがこの…

東京スポーツ杯2歳ステークス2022回顧

ガストリックは、やや出遅れましたが、内ラチ沿いで競馬し、直線に入ってからもスムーズにスペースができ、しっかり伸びて1着。ダノンザタイガーは、ミドルペースの中、外をスムーズに回る形で2着。そして、記録上はクビ差かつ0.1秒となっていますが、スロー…

エリザベス女王杯2022回顧

ジェラルディーナが18番枠から外を回る競馬でG1制覇。最近はあまり後ろすぎない位置で競馬出来るようになっていたし、それに伴ってかは定かではありませんが、競争意欲が増していたと思います。ただ、2着以降と差が開いたのは他馬が力を出し切っていない、あ…

デイリー杯2歳ステークス2022回顧

オールパルフェが逃げ粘って1着。道中を後方から競馬して外から追い込んだダノンタッチダウンが記録上1/2馬身差の2着。しかし、VTRを止めてチェックすると、1/2馬身差に近いもののゴール地点でダノンタッチダウンのハナ先がオールパルフェの胸先と1/2馬身(胸…

ブリーダーズカップクラシック2022怪物フライトライン

フライトラインが今回も圧勝し、デビューから無敗の6連勝かつG1・4連勝。その間の2着馬との最小着差は、2走前のメトロポリタンハンデキャップ(G1)での6馬身差。圧倒的な戦績が示す通り、怪物だろうと思います。しかし、2着以降と着差がいつも大きいのは、逃…

天皇賞秋2022回顧

1着イクイノックス。皐月賞、ダービーとも最後の詰めが甘い感じでしたが、今回は最後まで頑張って力を出し切ったと思います。最終追切り後に太田助手が「以前より道中のハミがかりが良くなっているので、レースでもジョッキーが思うようなポジショニングを取…

アルテミスステークス2022回顧

1着ラヴェルは、大外枠から出遅れて後ろからになったものの、終始スムーズに競馬ができているし、スローペースかつ10頭立てと頭数が少なかったおかげで直線入口では逃げたアリスヴェリテをはじめとする馬群に外から取り付くことができています。レース直後に…

菊花賞2022回顧

アスクビクターモアは、逃げた馬から少し離れた2番手から気分良く運べたようで早めに先頭に立ち、粘って1着。また、ガイアフォースのアタマ差2着だった前走のセントライト記念でも力を出し切ったと思います。なお、戦績から判断してアスクビクターモア、ガイ…

秋華賞2022回顧

1着スタニングローズは、5、6番手の外からスムーズに競馬し、残り200メートルを切って先頭に立つとそのまま押し切り。レース後に坂井ジョッキーは「直線での反応が前走とは違っていて、これで負けたら仕方ないと思えるような反応だった」とコメントしていま…

英チャンピオンステークス2022回顧

バーイードは、昨年のクイーンエリザベス2世ステークス2021で2着パレスピアをクビ差負かしました。パレスピアは、一昨年のジャックルマロワ賞2020で当時G1等で4戦続けて力を出し切ることを続けていたアルパインスターに3/4馬身差つけて1着になったこと等から…

マイルチャンピオンシップ南部杯2022回顧

途中から揉まれない外側で3番手くらいから競馬することができたカフェファラオが1着で、ハナ差2着に逃げ粘ったヘリオス。ヘリオスは、戦績から判断して怪物ではないと思うし、レースぶりとレース後の武豊ジョッキーの「気分よく走っていて、最後まで頑張って…

凱旋門賞2022回顧

アルピニスタは、戦前の調教師の話によると「操作性がとても高い馬」のようです。今回は途中から内ラチ沿いを進んでいき、直線入り口では逃げたタイトルホルダーの真後ろにいて、直線に入ってからは残り250メートルくらいまで持ったままの手応えで、追い出し…

スプリンターズステークス2022回顧

今回と同じ中山コースで行われたオーシャンステークス2022の勝ち馬ジャンダルムが、ハナを切ることができそうなほど好スタートを切って道中は周りにほとんど馬がいないノンプレッシャーな状態で逃げ馬直後の内ラチ沿いを進み、直線に入る時も空いたスペース…

芙蓉ステークス2022回顧

1着シーウィザードは、レースぶりとジョッキー等のレース後コメントから判断して力を出し切ったと思います。記録上0.1秒差かつクビ差の2着がゴールデンハインドですが、スローVTRを止めてチェックすると、ゴール地点でゴールデンハインドのハナ先がシーウィ…

スプリンターズステークス2012、2013怪物ロードカナロア

スプリンターズステークス2012は、高松宮記念2012から力を出し切らない(出し切ることができない)競馬が続いていた怪物ロードカナロアがいよいよその本領を発揮したレースとして記憶に残っています。3/4馬身差2着に怪物ではないカレンチャン。レース後の池添…

ローズステークス2022回顧

アートハウスが1着で1/2馬身差の2着にサリエラ。レース後にサリエラの鞍上ルメールは「3~4コーナーの反応が遅かった。ラスト300メートルはいい脚を使ったけど」とコメントを残していますが、VTRを見直すと3~4コーナーでは馬群にいたのであれ以上ポジション…

ニエル賞2022回顧

ドウデュースが凱旋門賞2022のステップレースとして出走しましたが、直線で伸びあぐねて勝ち馬から離された4着。レース前に武豊ジョッキーが「勝てるといい」とコメントを残していたので状態面に問題はなかったと思います。レース後に友道調教師は「(ジョッ…

セントウルステークス2022怪物メイケイエール

メイケイエールは、ファンタジーステークスでレースぶり・ジョッキーのレース後コメントから判断して力を出し切ったと思われる2着オパールムーンと3/4馬身差等の戦績や、阪神ジュベナイルフィリーズ時の調教師の「いつも競馬が終わってから顔つきがケロっと…

紫苑ステークス2022回顧

サークルオブライフは、勝利した阪神ジュベナイルフィリーズでレースぶり・レース後のジョッキーのコメントから判断して力を出し切ったと思われる2着ラブリイユアアイズと1/2馬身差の戦績等から判断して怪物だと思います(鞍上のデムーロによると、サークルオ…

小倉2歳ステークス2022回顧

1着ロンドンプランは、陣営によると既に身体の完成度が高くて、人間の指示に反抗したりせずに操縦性が高いようです。今回は、自身の左前肢落鉄で蹄鉄打ち替えの影響か結構出遅れましたが、その後のレース振りやジョッキーのレース後コメント及び心身の完成度…

新潟記念2022注目馬

イクスプロージョン。4走前からブリンカーをつけるようになって3勝、2着1回と成績が向上しましたが、前向きな気持ちでレースに臨むことができているのだと思います。勝利した前走の関越ステークス2022で、戦績から怪物ではないと思われる2着キングストンボー…

札幌2歳ステークス2022回顧

ドゥーラが差す競馬で1着。記録上1馬身差かつ0.1秒差の2着にドゥアイズ。しかし、スロー VTRを止めてチェックすると、実際は1馬身差と11/4馬身差の間だし、他のレースとの比較から0.2秒差とするべきところだと思います。また、パトロールビデオを見ると、ド…